wood type

ケヤキ

日本にも多く自生する広葉樹。

強靭で狂いが少なく耐朽性にも優れているので、お寺の建築にも使われてきました。

豪快な木目で和室机などに利用されることが多かったケヤキですが、orf工房ではその色調の明るさから若々しくナチュラルな雰囲気の洋室似合うテーブルも制作しています。


オカン(アフリカングリーンハート)

中南米に自生する広葉樹。

独特の薄紫色の色調を持つ木材で、強度や耐久性が高く、心材は菌や虫に対する耐性にも優れています。

防腐・防虫処理が必要ないほどなので、屋外で利用されるガーデンテーブルなどにもおすすめです。


イロコ

アフリカに広く自生する広葉樹。

油分が多く耐久性もあり水に強いことから、船やボートの構造材として使われ、アフリカンチークと呼ばれることがあります。

特に心材は害虫にも強く、仕上がりも美しい為、屋外用のテーブルとしても魅力的な木材です。


アフロモシア

中部アフリカに自生する広葉樹。

耐久性は非常に優れており、防腐・防虫処理が必要ないほどです。

世界的な銘木のチークと似ている点を多く持っている為、チークの代用として扱われ、イロコと同様にアフリカンチークと呼ばれることがあります。


ブラックウォールナット

北米に自生する落葉広葉樹。

日本でウォールナットといった場合こちらのブラックウォールナットを指します。

衝撃に強い特性を持ち、落ち着いた色調のため古くから高級家具の材料としても用いられ、いつの時代も人気のある木材です。


ベリ

アフリカに自生するマメ科の木。

縞模様がゼブラウッドに似ていることから人気あります。

乾燥による反りが少なく、保存性、耐久性に優れているので、長く使っていても不具合が出にくい木材です。

 


もみ

日本に自生する針葉樹。

古くから神聖な木として崇められ、神事に関わることに多く使われてきました。

白く美しく、際立ったにおいもないので、冠婚葬祭に関わるものや、おひつ、かまぼこ板などに使われています。


パドック

アフリカに自生するマメ科の広葉樹。

乾燥での収縮率が小さく、乾燥後の寸法の安定性に秀でています。強靭で固く、耐久性に優れているため、床材や建具、造作材に適しています。さらにシロアリに強く、高湿度にあっても腐朽菌に耐えることから、屋外での使用も可能です。

また、鮮やかな赤色や加工しやすからはクラシックギターの側面や裏面にも使われています。


マンソニア

アフリカに自生する広葉樹。

虫害を受けにくく耐久性にも優れており、ウォールナットの代用品として使われることがあります。

装飾的な用途で使用されることが多く、家具、キャビネット、楽器、ツキ板などに使われています。

 


トチ

北海道銭函を北限として、本州、四国に多く分布する広葉樹。

九州ではほとんど確認されていないようです。

リップルマークという独特の木目が出る特徴を持っています。

これがしっかりと出ているものは家具などの材料として重宝され、銘木として扱われます。個性的な木目を持った木材のため、他と比べて表情豊な木材と言えます。


ウエンジ

アフリカに自生するマメ科の広葉樹。

水に濡れると成分がしみだして、石などが変色してしまう特徴があるので、水に濡れる箇所での使用には注意が必要です。

衝撃、腐朽、虫害に対して強い耐久性の高いということから、家具材や内装材、フローリング材としてよく使われています。


イチョウ

日本にも多く自生する針葉樹。

病害虫、公害に強く燃えにくい、頑強な木です。

油分を含み水はけが良く、抗菌作用があることから、まな板は高級とされています。

その他に将棋の駒や盤、そろばん、家具などに利用されています。

 


ゼブラ

アフリカに自生する広葉樹。

名前の通り美しい縞模様をもつ木材です。

希少価値が高く、高級家具の材料としてもよく使われます。

耐久性は高く、使い込むことで色調が微妙に変わっていくこともあるため、味わい深い変化を楽しめ、手入れしがいのある家具といえるでしょう。

 


キハダ

日本にも全国的に分布する広葉樹。

黄色に染める自然染料としては高品質なものです。漢字では【黄肌】と書きます。

家具、ドア、サッシ、床柱などの内装材量としてよく用いられ、水や湿度に強いことから枕木としての用途があり、流し場の板などによく使われています。

一部、クワの代用材として使用される場合もあります。


タリ

アフリカに自生するマメ科の木。

傷み、裂けに耐久性を持っており、階段や床材などに使用されます。

また、重く、高い耐久性から港湾用材や橋梁材、枕木などにも使用されています。

仕上げも美しく、湿度、シロアリにも強い、頑丈な木材です。


スギ

国内でも多く育生している針葉樹。

割裂性がよく、大型の機会がなくても製材が容易だったため、古くから重要な木材として重宝されてきました。

特有の香りがあるため、建築材、天井板、建具、など建物にもよく用いられてきました。また、やわらかく加工がしやすいため、樽、桶、工芸品などによく使用されています。


チェリー

北米に分布する広葉樹。

家具材としてとても人気があり、その他にも楽器やドアにも使用されています。

経年変化のスピード早く、濃い色へと変わっていきます。

愛着のわきやすい木材と言えます。


モンキーポット

メキシコやペルー、ブラジルなどの南米に分布しています。

産地によって模様や色調が異なり、個体差の出やすい木材です。

腐食に強く摩耗しにくい特性があります。

大きく成長する木のため原産地では家具材によく使用され、その墓にも民芸品、工芸品の材料として使われています。

日本ではテーブルとしての利用が多いです。


くり

沖縄を除く日本全土や朝鮮半島に生育しています。

耐水性、耐久性ともに高く、昔は枕木にも利用されていたました。また、特別な防虫処理をしなくてもいいほど虫害にも強い木材です。

最近では、家具や器具に使われることが多くなっています。

日本では縄文時代からくりを建材などに利用していたと言われています。


セン

日本では北海道に多く分布しており、樺太、朝鮮半島、中国にも分布しています。

軽く、やわらかいため加工のしやすい木材です。

家具、合板材、造作材などに多く使われています。

木目がケヤキと似ているため、着色してケヤキの代用品として使われる場合もあります。